見守りは
何を知りたいかで
手段が変わる
「心配だから何か入れたい」で選ぶと、続きません。先に決めるのは「どの状態を、どのくらいの頻度で知りたいか」です。
見守りの手段はたくさんありますが、目的が決まっていないと、どれを選んでも「使わなくなる」のが実際のところです。
3つの目的に分ける
①安否確認。今日、無事に過ごしているか。最も頻度が高く、最も自動化しやすい領域です。
②生活の把握。ちゃんと食べているか、外に出ているか、片付いているか。これはセンサーだけでは分かりません。
③異変への対応。倒れた、様子がおかしい。気づいた後に誰が動くかまで決まっていないと意味がありません。
手段の一覧
電話・ビデオ通話。費用ゼロ。ただし本人が出ないと分かりません。
センサー系。人感センサー、開閉センサー、電力使用量。「動いているかどうか」は分かるが、内容は分かりません。
カメラ。状況が分かる一方、本人の抵抗が最も強い手段です。
スマートホーム機器のセット。センサーとカメラ、通知をまとめて導入できる形。設置と設定を任せられるものもあります。
人が訪問する。最も確実。生活の把握と会話ができます。介護保険の対象外のことも頼めるサービスがあります。
配食サービス。手渡しなら安否確認を兼ねられます。
見守りセットの内容と料金を確認する
センサー・カメラ・通知をまとめて導入できるタイプです。掲載内容は公式サイトの公表値です。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 設置や利用の条件は各社にご確認ください
- 介護保険の適用範囲は自治体・要介護度により異なります
機器と人の手の組み合わせ
機器だけ、人だけ、では埋まらない部分があります。役割を分けて組むのが現実的です。
組み合わせの型
機器の役割:毎日の安否を自動で確認する。異変の可能性を早く知る。24時間・費用が安いのが強み。
人の役割:実際に会って状態を見る。買い物、通院、片付け、話し相手。機器では絶対に代替できない部分を担う。
つまり「毎日は機器で、週1〜2回は人で」という組み方が、費用と実効性のバランスが取りやすい形になります。→ 人に頼む場合
本人の同意
最も重要で、最も飛ばされやすい部分です。
本人が納得していない見守りは続きません。電源を抜かれる、センサーを外される、というのは実際によく起きます。
伝え方のポイント。
・「監視」ではなく「こちらが安心するため」という主語にする
・カメラは玄関やリビングだけなど範囲を限定する
・本人が止められる仕組みを残す
・まず1か月試して、嫌なら外すと決めておく
いきなり全部入れるより、センサー1つから始めるほうが受け入れられやすいのが実情です。→ 機器の選び方
保険外でどこまで頼めるか確認する
介護保険では頼めない用事にも対応するサービスがあります。相談内容は公式サイトで確認できます。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 設置や利用の条件は各社にご確認ください
- 介護保険の適用範囲は自治体・要介護度により異なります